陽気なギャングの日常と襲撃

陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)

陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)

以前読んだ「陽気なギャングが地球を回す」が面白かったので(id:tempo_lab:20060301#p1)、続編を読んでみた。
しかし、前作が映画化されてしまったので、すっかり登場人物の顔が映画の俳優のイメージになってしまったなあ。響野が金髪マントの佐藤浩市というイメージで脳内変換されてしまったりして、映画化されるのも善し悪しだなあ、と思ってしまったり。
とは言っても、人気作の続編と言うことで、どうせ映画化を機会にちょっと山っ気を見せたんじゃないの?たいしたことないんじゃないの?とか思いながら買ったので期待以上に楽しめたと思う。でも、やっぱり読むなら前作を先に読んでからの方がいいと思う。
それにしても、スピード感のあるストーリー展開と洒落っ気のある会話は相変わらず伊坂氏の真骨頂ですなあ。第3弾とかもあるんだろうか。