プロ論。

プロ論。
時々足を踏み入れるビジネス書コーナーで、タイトルが目に入って手に取った本。
情報誌B-ingのインタビュー記事を集めたものらしい。
オビの「仕事、好きですか?〜毎日がつまらないのは、あなたが「真のプロ」じゃないからです。」という言葉にうなる。
自分の身を振り返って。
確かに、最近仕事は毎日のルーチンワークをこなしているだけで、おもしろいというほどおもしろいわけではないか。今はまだまだ勉強しなきゃいけないことがいっぱいあって、時間も足りないけれど、たとえば10年後、自分は外科医という仕事に対して今と同じモチベーションを持って取り組めているんだろうか。
各界で成功を収めた50人のインタビューを集めているので、50人ぶんの人生哲学が述べられている。こういう本は往々にしてインタビューされる人の自慢話で終わってしまうことも多いのだが、サンプルを50も集めると全く方向性の違う哲学も出てくるわけで、一つの方法論に終わらないという点で、参考になるのかな。ひとつひとつのインタビューも短いので、ちょっとした空き時間に少し読む、ということもできる。
外科医として、真のプロに僕はなれるのだろうか。
がんばらないといけないなあ(自戒)。