定義

<胃がん>内視鏡検査で見落とし2割 福井県立病院調査
毎年検診を受けていて去年は異常なかったのに今年検査したらかなり進行した胃癌だったとか、一年半の間に4回胃カメラの検査を受けて4回目にやっと早期胃癌が見つかった(それ以前の内視鏡の写真にも同じところを撮影したものがあったが、胃癌はなかった)、などの患者さんを見ていると、「胃内視鏡を受けてから3年以内に胃癌と診断されたものを見落としと定義」するのはどうなのだろうか、と思う。

見落とされた原因について分析すると、内視鏡の撮影画像で明確な病巣が映っているのに見落とされた人が41%、撮影法の未熟さや不備などで画像が不鮮明な人が16%だった。

は分かるにしても、

残る43%は画像にがんが映っておらず、病巣を撮影し損なったのか検査後にがんが生じたのかは分からなかった。

「残る43%」を「見落とし」の中に入れるのは是か非か?
数字のトリック・・・どっちにしても1割は見落としか・・・
あと

84〜95年に同病院で実施された内視鏡検査

データ的には古いのではないかなあ。とか。こういう研究が大事なのは間違いないと思うけど。たまには難しいことも考えてみたw