コーチング

コーチング―言葉と信念の魔術

コーチング―言葉と信念の魔術

つうわけで、なんか野球本ばっかり読んでるな、僕。
中日ファンの僕としてはひいき目で読んでしまうのですが、僕は野村監督より落合監督の考え方のほうが好きだなあ。

私には、コーチという仕事は教えるものではなく、見ているだけでいいという持論がある。

そうそう。ただ、それって教えられる側に自主性がないとダメなんだよね。プロ野球の世界って成績が悪いと来年食えるかどうかという世界だから、選手も自主的に練習するんだけど。
うちの病院の若いヤツらに自主性はあるのだろうか?まあ、そういう自主性を育てるのがコーチの役割だというから耳が痛い・・・。

部下に仕事を教える時は、その仕事の持っている意味をきちんと説明して納得させたい。

僕が研修医の時によく「自分のやっている処置の必要性とか、意味づけをその都度やっていきなさい」と言われたんだけど、その作業をしていくことで物事の理解が深まる、というのは実感できたなあ。これは上記の野村監督の考え方にも通じることなんだろうけど。
「そんなことも知らないの?」では指導にならない、ということね。