僕はMT派。

TB企画 あなたはMT派、AT派?
女医ななこのひとりごと経由。)
僕は車を運転するときは断然マニュアルトランスミッション、つまりMTである。僕が自動車の免許を取ったとき、実家の自動車は2台ともMTだった。父はともかく、母親も「オートマ(以下AT)は怖くて乗れない」と言っていた。どうも、AT特有のブレーキを離すと勝手に前に進む「クリープ現象」が嫌いだったらしい。
その後就職して実家に帰ってきた姉もMTの車に乗っていた。仕事柄、ボロ軽トラック(もちろんMT)を運転する機会の多かった姉は「MTでないと車を運転している気にならない」とのたまい、挙げ句には「AT限定免許しか持ってない男なんて男じゃない」とまで言い切るようになった。
そんな環境だったので、免許を取ったあとの数年間、ペーパードライバーで過ごした僕が実家に帰ってきて運転できるのはMT車であり、必然的に僕も「乗るならMT車」と考えるようになったのだ。で、働きだして車を買おうと自動車のディーラーに行った時、マジで「車種はともかくMTの車ください」とか言って営業のお兄さんを面食らわせたのである。
いや、AT派の人は「MTは渋滞にはまったり、坂道発進の時に面倒くさいからイヤだ」とおっしゃる方が多いのですが、僕から言わせりゃ「何も考えなくても左手と左足が勝手に動く」ので全然ストレスじゃないですよ。むしろMTに慣れると、たまにATを運転するときに左足を踏み込んで「あ、クラッチがない!」と叫ぶこともあるくらいです。
結局慣れの問題なんだよね。