アースダイバー

アースダイバー

アースダイバー

ほぼ日で話題になっていたので購入。そして今読んでいる最中。
率直におもしろいです。人間の生活と地形が無意識の次元でどうつながっているか。それが縄文時代から現代にかけてどう変化しているか。
僕たちが忘れてしまった地形への無意識の畏怖や情念を、江戸以前の時代の人たちは持っていたのかなあ、とか考えるとそれだけでワクワクしてきます。まあ東京にはあまり行ったことがないので、折り込みの地図を眺めながら楽しんでいるわけですが。
でも、自分の住んでいる周りを散歩してみると、「なんでこんなものがここに?」と思うことがあるわけで、それについて「アースダイバー的」な解釈の真似事をしたりしてみるのも楽しいんですよね。まあ、中沢氏ほど突きつめて解釈することはできないんですが。
っていうより、この本が楽しいのは僕が地図好きだからかなあ、とか思ってみたり・・・。